名古屋港水族館のペンギン水槽前にバリケードが。工事中なのかと思ったら何やら実験中でした。
ガラスに機材が取り付けられています。何でしょう?カメラかな??
「実験中です」の張り紙が。
ペンギンの背中と頭についた小さな機械(データロガー)はペンギンの行動(鳴き声、加速度など)を記録するためのものです。
ペンギンがどうやって餌を採っているのか、ペンギン同士でコミュニケーションをとっているのかなどを調べます。同じものを南極で使う前に、ペンギンの行動に影響があるか、きちんとデータを取れるのかを実験していますのでご了承ください。
動物の研究には欠かせないバイオロギングの実験でした。南極に行くための実験がこんな身近な水族館で行われていて心が震えます。餌を採る様子をペンギン目線で撮影することに初めて成功したのが日本の国立極地研究所なのですね。知らなかった〜。日本の研究も進んでいるんですね。詳しくは下記記事をご参照ください。
第1回 ペンギンカメラの衝撃 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
渡辺佑基氏 ~バイオロギングが明らかにする野生動物と環境~ – WISDOM
野生のペンギンにビデオロガーを取り付け、動画の撮影に成功 – 国立極地研究所
カメラでは餌を食べる様子を撮影しています。
こちらはデータの受信機でしょうか。
機械はアデリーペンギンの背中に取り付けられていたようですが見つけられず・・・どんなデータが取れるのか楽しみですね。
この日はコウテイペンギンが泳ぎ回っていたので泳いでいるところを頑張って撮ってみました。
水中にいるとマグロに見えて仕方ないです。流線型の美しさ。
びゅんびゅん泳ぐ正面図。
今年はコウテイの卵が3つも産まれたということで期待していたのですが・・・
残念な結果に終わってしまいました。なかなか繁殖がうまくいかない名古屋港水族館ですが、可愛いヒナが見られるのを楽しみに見守っていきたいと思います。
ジェンツーが並んで手をつないでいる!ように見えて可愛かった!
ペンギン・ハイウェイはいよいよ8/17公開!アデリーペンギンが登場する映画です。楽しみだねアデリー!
原作がとても良かったので、どんな風に映像化されるのか楽しみです!
読んでから観る?観てから読む?