京都駅から徒歩で行ける水族館。それほど大きくはありませんが、イルカプールやアザラシの展示もありコンパクトにまとまっています。ペンギンは飼育数も多く、展示エリアが広いのでペンギン好きさんにオススメの水族館です。
今回は2回目の訪問です。新幹線だと名古屋から京都は30分で着いてしまうのですね。こんなに近かったとは!年間パスポートを作りたくなってしまいました。京都駅から徒歩で約15分、10時過ぎに到着です。
2012年にオープンした京都水族館は、東京の「すみだ水族館」と同じオリックスグループの運営で、現代的なおしゃれな施設です。
水族館は梅小路公園の中の施設の一つ。公園内には鉄道博物館もあり1日中楽しめますよ。
公園までの道のりには京都、水族館、鉄道にちなんだモニュメントが展示されています。こちらは水族館の人気者、オオサンショウウオです。ペンギン像は駅前にあるようなのですが見逃してしまいました・・・
水族館は4月中旬まで改装工事中で一部見学できません。クラゲやエビ、カニの施設がリニューアルするそうです。
工事期間中は交流プラザに小さな水槽が配置されクラゲを観察することができます。
早速ペンギンエリアへ!オオサンショウウオを通り過ぎて、順路[1]へ。オットセイの水槽を抜け、室内へ。
壁一面のペンギンが奥へと誘います。
長〜い廊下が・・・意外と遠いです。通路は狭く、途中にトイレがあるので他のお客さんとぶつからないようにご注意。
ペンギン看板が励ましてくれます。きっともうすぐ・・・
明るくなって到着か、と思いきや、ペンギンスタンプラリーのコーナー。関西の3つの水族館を回ってペンギンの足型スタンプを集めるという企画です。期間は3月末まで。専用冊子はオットセイの前にあるショップ「かいじゅうカフェ」で販売しています。戻らないといけないので後回し・・・
外へ出てスロープを上がります。途中にペンギン全18種類の大きさを比較したパネルがあります。コウテイは飛び抜けて大きいですね!
ようやくペンギンとご対面!アクリルで囲まれた飼育場は開放的でとても見やすいのですが、写真を撮るのは難しい・・・完全な室内ではなく、窓のない部屋という感じです。
こちらで飼育されているのはケープペンギン。59羽が飼育され見応えがあります。
スロープを上がってぐるっと3方向から観察することができます。平日だったので遠足の子供たちがいっぱい。
茶色い岩肌の陸地エリアには巣箱が点在しています。
巣箱は見学通路に向けられているので中の様子がバッチリ見えます。
抱卵中の「もと」ちゃん。向きを変える時に卵がちらり。
険しい顔の「まん」くん。ごめんね落ち着かないよね・・・
プールは広くて深さもあります。
水中の様子は1階「ペンギンの洞窟」で見られますよ。
誰も泳いでいない中、奇跡的に来てくれたペンギンさん。ごはんの時間に来たらもっと見られるのかな?
「ペンギンスカイウォーク」はペンギンが歩いている様子を下から観察できるエリア。
スロープの上を通って外側へ続いています。
前回(2015年12月)訪問時の様子。
今回は通路が塞がれていて歩いている様子は見られませんでした。何かのイベントだったのかもしれません。
【イベント】「さあ、ごはん!」わいわいペンギン
飼育員さんがペンギンに魚をあげる様子を観察するイベント。2、3月は平日のみとなっています。見学通路にお立ち台が設置され、飼育員さんが解説をしてくれます。
中にいるスタッフさんがペンギンたちを素早く見分けて、外にいるスタッフさんに個体名を伝え、食べても良い魚の数を確認します。ビタミン剤が必要な個体には「ビタミン!」と声がかかり、その場で錠剤を入れて与えていました。1回に3匹くらい食べる個体が多いようです。1日2回イベントがあるので1日6匹くらい食べるのでしょうか。
卵を温めているカップルはどちらかがごはんをもらいに行き、1羽は巣に残って卵を守ります。中には両方出てきてしまっているペアも!安全な水族館ならではの光景ですね。
飼育員さんを追いかけるペンギンさん。飼育員さんが好きすぎて、巣に誘ってくるペンギンさんもいるとか。泳ぎが苦手なペンギンさんにはプールに魚を投げ入れて泳がせたりしているそうです。
ペンギンの名前一覧
59羽のペンギンの名前一覧(2019年3月時点)。和風な名前なのは京都の通りの名前から付けられているから。例えば「まる」の場合は「丸太町通り」から取られています。オスが右、メスが左にバンドをつけています。
1階には相関図の大きな看板があります。公式Webサイトにも情報がありますので事前にチェックして行くとより楽しめますよ。
京都ペンギン相関図2020」公開中!|京都水族館
https://www.kyoto-aquarium.com/sokanzu2020/
開園からペンギンのごはんタイムを見て約3時間の滞在。途中、イルカショーを見に行きましたが、ほとんどペンギンエリアにいたのでした・・・
ペンギンをかなり近くで見られるので満足度は高いです。繁殖にも力を入れているようなので今後の相関図がどうなることやら・・・。通って楽しみたい水族館ですね。
施設詳細
京都水族館
公式サイト
https://www.kyoto-aquarium.com/
住所 〒600-8835 京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内)
「京都」駅中央口より西へ徒歩約15分
またはJR山陰本線「梅小路京都西」駅より徒歩約7分
電話 075-354-3130(10時〜18時)
営業時間 10時~18時(年中無休)
休業日 なし(年中無休)
※施設点検、気象状況などで臨時休業をする場合あり
料金
大人 2,050円
大学・高校生 1,550円
中・小学生 1,000円
幼児(3歳以上) 600円
駐車場 なし
京都水族館の写真集。2014年出版なので全47羽になっています。Kindle版のみ。スマートフォンに入れて持っていくといいかも!